さて遺言作成に必要な典型的ケースの6回目です。
⑥ 家業に従事する子供に事業を継がせたい場合
たとえば遺言者の長男が、家業に従事しており、それが株式会社組織に
なっている場合には、長男に事業を継がせるためには株式を相続させ
る必要があります。
これを確実にするためには遺言で長男に株式を相続させるとしないと、
遺産争いになって、株式の相続で紛糾してしまった際には、家業もだめ
になってしまうとあります。また同時に遺言で遺留分減殺方法の指定
などの工夫も必要になることもあります。
法律実務家の私から現実社会を見渡すと、普段仲のよい兄弟姉妹でも
大きな財産を目の前にすると人格が変わってしまうケースをよくみかけ
ます。これは夏目漱石が「こころ」に書いているとおりです。
あらそいを避け、家業に従事する者にスムーズの事業を承継してもらい
たい場合には遺言作成の必要なケースは多いと思います。
司法書士松井秀樹(2011.07.01) | PermaLink





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